(1) オフショアって何?What is “OFF SHORE”?

オフショアを一般的に言うと、サーフィン経験者は、岸から海に向かって吹く風のことだし、釣りの場合は沖合いでの釣り、ITで言えば海外へ開発を委託すること、石油の発掘などで沖合いで使うプラントなどを指すことも多いようだ。

金融で言うオフショアとは、タックスヘイブン国とほぼ同じ意味を指す。もともとは「海外の」という意味だから、単純に海外の銀行という意味で、

オフショアバンクなどと使う時もあるが、多くの場合は、海外は海外でも、タックスヘイブン国を蝶のように指すようだ。

ここからが本番だ。

オフショアの1つ、ケイマン諸島の海だよ!

オフショアの1つ、ケイマン諸島の海だよ!

(2) タックスヘイブンとは?What is “TAX HAVEN”?

これらのオフショアもしくはタックスヘイブンと呼ばれる国や地域は、

もともと資源や産業も少ない小国で、国が食べていくのに困るため、金融をメインの産業の一つにしようとしている国々が殆どだ。
下記の国々は、金融に関わる規制をほとんどなくし、税金もゼロまたは非常に低い税率、またそれ以外にも様々な特典(金融統括拠点を設けた場合の優遇税制等)を設け、国をあげて世界中からの金融機関や投資家を集めている。

電気製品を買う場合に、秋葉原の方が、品揃えも良く価格も安いのと同じ仕組みだ。

当然ながら、世界の金融トッププレイヤーが集まってくるのに加え、金融機関や金融商品のレベルも高くなっていくことになる。

世界のオフショア(タックスヘイブン)地域 Off Shore Areas<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
世界のオフショア地図

(3) IMF(国際通貨基金)によるオフショアの定義
Definition of OFF SHORE by (International Monetary Fund) IMF

① 非居住者を主な顧客として抱えている金融期間が多数存在する地域
② 国内経済の金融システムと同等以上に外国からの資産に対する金融システムが整備されている地域
③ 低税率または無税で金融規制が緩く、時に銀行の秘匿性を有する地域

IMFはオフショアのエリアを上記の3つで定義している。これらの地域では、資産運用をすることで複利効果が得られるので競争力のある投資会社、投資家などがオフショアの優位な点を活用してそれぞれ利用している。

 

非常に優れた環境下に置かれている国や地域が、「オフショア」だ。